2. LAからSan Bernardinoへの行き方
(1)飛行機
飛行機で最寄の空港まで行くことが出来ます。
San Bernardinoの近くのOntarioという町に空港があり、
LA空港等から様々な航空会社の国内線が
かなり頻繁に飛んでいます。
成田からOntario空港へ行く場合、
往復共に一番早くて、乗り換えも楽なのは
ユナイテッド航空です。
成田・LA単純往復の料金でOntario空港まで行けます。
フライト・スケジュールによると、
LA空港とOntario空港の間は約30分です。
(実際の飛行時間はもっと短いと思います)
往復共に早朝から夜まで、
約2時間に1本の割合で飛んでいますが、
いずれのフライトも定員20名ほどのプロペラ機なので、
小さい飛行機が苦手な方にはツライかもしれません。
航空券の手配については、
命日の時期は春休みや卒業旅行で大変混みますし、
米国系大手航空会社は人気が高いので、
出発の2ヶ月前には予約を入れておくことをお勧めします。
私達は1ヶ月以上前に
ユナイテッド航空の予約をしたのですが、
すでにキャンセル待ちの状態になっており、
その後、結局キャンセルが出なくて、
出発10日前に渡米計画を
最初から組み直す羽目になりました。
成田・LAの単純往復であれば、
航空会社や料金の選択肢が広がります。
ちなみに、成田・LA間の飛行時間は、
往きが約10時間、帰りが約12時間で、
成田発着は夕方、LA発着はお昼近くのフライトが
多いです。
(2)鉄道・長距離バス
LAからSan Bernardinoへの交通手段は飛行機以外に、
鉄道(Amtrak)や長距離バス(Greyhound)もありますが、
鉄道は往復共1日1本しかない上に、
数時間の遅れは当たり前で、
下手すると丸1日遅れることもあります。
LA・San Bernardino間は片道約2時間(あくまで予定)、
運賃は片道24ドルです。
また、鉄道もバスも
LA市内の乗り場がLA空港から離れており、
スーツケースを持って移動するのは大変ですし、
治安のあまり良くない場所にあるので、
日中以外は利用しないほうが賢明です。
San Bernardino市内の駅や停留所も、
治安のあまり良くない不便な場所にあるので、
鉄道やバスは、海外旅行やアメリカ生活に慣れた方で、
時間に余裕のある場合以外はお勧めしません。
(3)シャトルバス
そこで、私達が利用したのは、
SuperShuttleという空港発着の有料シャトルバスでした。
このバスは、行き先の住所さえわかれば、
空港からLA近郊のどこへでも連れて行ってくれますし、
予約すれば、LA近郊のどこでも、24時間いつでも迎えに来て、
目的の空港へ連れて行ってくれます。
欠点は、空港発着に限られること、
他の乗客を途中で降ろしたり、ピックアップしたりするため、
寄り道が多く、タクシーより時間がかかること、
迎えに来てもらう場合は
数時間前までに予約しなくてはいけないことです。
利点は、タクシーより安い上に、
料金があらかじめハッキリわかるので、
料金トラブルを避けられることと、
他の乗客もいるのでタクシーより安全であること、
クレジットカードで支払いが出来るので現金が要らないこと、
そして、電話以外にインターネットでも予約可能なので、
英会話が苦手な方でも、
また日本からも予約できるということです。
<www.supershuttle.com>
LA空港には他社の有料シャトルバスもあるので、
各ターミナルの到着ロビーの外のシャトルバス乗り場で、
各社の料金等を比べてみると良いかもしれません。
SuperShuttleの場合、
LA空港とSan Bernardinoのヒルトンの間は
2人で片道71ドル(タクシーだと片道125ドル前後)、
LA空港とMusoniaの間は2人で片道42ドルでした。
ちなみに、今回SuperShuttleを選んだのは、
以前他の空港で何度か利用したことがあり、
大手の会社で信用できると思ったからです。
実際、今回も何もトラブルはなく、
ピックアップも、予約した時間までに必ず来てくれましたし、
(時間にルーズなアメリカではとても珍しいことです)
運転手もみんな親切でした。
それから、LA市内と周辺の朝夕の渋滞は凄いですから、
車での移動は朝10時から午後3時の間にすることを
お勧めします。
(4)レンタカー
LA空港からもOntario空港からも利用可能です。
各社とも予約は日本から出来ますので、
詳しいことは旅行代理店等にお問い合わせ下さい。
アメリカでの運転には国際免許証(2600円)が必要で、
25歳以上に限るという年齢制限を設けている
レンタカー会社が多いです。
LA市内は危険な地域もあるので、
道に迷ってうっかり裏道に入ってしまわないよう
くれぐれもご注意を!
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